2017.07.31更新

皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
最近暑いですね。
体調管理がだんだん重要なシーズンになってきました。
今年は猛暑になると言われていますし、そうなると残暑も厳しいのでしょうか?

さて本日は、「遠視」について、お話をさせていただきたいと思います。
遠視と聞くと、「遠くがよく見える」「遠くがよく見えない」という症状であると言われる方が多いのですが、実際は遠くも近くも見づらい状況のことをいいます。
つまり距離の問題は関係なく、焦点が合わずよく見えないというのが遠視です。

遠視は、平行光線が網膜より後ろでピント合わせてしまいます。
これは目の屈折異常によるものです。

遠視の場合、無理してピントを合わせよう合わせようとする力が働いてしまい、見えづらさの支障はもちろんですが、眼精疲労や片頭痛、肩こりなどの全身トラブルに繋がりやすいです。
ひどい状況になりますと、吐き気を訴えられる患者様もいます。
また、ピントの調整力が大きい子どもは、遠視であるということになかなか気が付かないケースも多いです。

見えづらさ、疲労感などを感じている方は、遠視であるという可能性もあります。
我慢せず、一度わたなべ眼科で診察をお受けください。

投稿者: わたなべ眼科

2017.07.28更新

皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
日差しも厳しくなってまいりました。
この時期に気をつけたい目のトラブルは「目の日焼け」です。
紫外線のダメージは、肌だけではなく目も受けます。
強い日差しに長時間当たっていると、目も日焼けをして充血してしまうのです。
白目の部分が赤くなってしまい、ご来院される患者様がこれからの時期は多いのです。
白目は結膜といいまして、つまりは粘膜になっています。
この結膜が紫外線の影響を受けてしまいます。
ほかの目の充血との違いは、日焼けですのでまぶたが覆っている部分の白目は充血していないというところでしょう。

この紫外線による目の充血は、しっかり治療を行う必要があります。
治療をせず放置しますと、充血が治らなくなってしまうことがあります。
また、日常的に紫外線の影響を受け続けていると、白目に瞼裂斑という黄色いできものができてしまうのです。
これは投薬では治らず、手術するしか方法がなくなってしまいます。
つまり目の日焼けに関しては、早めの治療と紫外線予防が重要なのです。

もうすぐ夏休みですから、海や山などのレジャーの際は、紫外線から目を保護するように注意していただければと思います。
一番おすすめなのはサングラスです。

投稿者: わたなべ眼科

2017.07.20更新

皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
ここ数回のコラムで目の老化、そして老眼についてお話をしてまいりました。
この老眼ですがお話をしたとおり、「誰もがなるもの」であります。
それゆえに、老眼は目のトラブルであるという意識度が低く、老眼を感じていても放置してしまう患者様が多いのが私の悩みでして、実はそのことをご説明したくて今まで丁寧にお話をさせていただいております。

老眼であるにも関わらず老眼鏡の使用をしない、または老眼鏡こそ使用しているが眼科医の診断を受けずに適当な老眼鏡を使用しているというような状況は、眼精疲労に繋がります。
そして、片頭痛や肩こり、食欲不振などの二次障害が起こってしまう可能性があります。

「老眼=老い」とお感じになる心は分かります。
実際にその通りでもあります。
しかしそれを受け入れたくない!と老眼鏡を使わないというのは、上記のようなことに繋がりかねません。
「老眼かも?」と感じたら、わたなべ眼科をご受診ください。
専門医の診察をしっかり受けて、ご自身にあった老眼鏡を使うようにしましょう。

投稿者: わたなべ眼科

2017.07.14更新

皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
加齢が進むと老化も進みます。
若い頃と同じように・・・と願い健康管理に勤しんでも、人間誰しも老化現象をなにかしら感じてくるものです。
これは仕方のないことです。
特に日本は高齢化社会。
平均寿命も80歳を超える状況ですから、70歳80歳になって若い頃とまったく変わらないという人はいません。

老化現象はもちろんですが、目にも訪れます。
若々しい中高年が多い昨今ですが、その中でも目の老化現象ばかりはなかなか避けられず、多くの方が40歳前半から50歳前半ぐらいまでには、なんらかの目の老いを感じるようになります。
昔から自身で感じる老いのスタートは「目・歯」といわれるぐらいです。

目の老化の代表格が「老眼」です。
老眼を感じ始める年齢には個人差があります。
早い方は30歳後半で感じ始める方もいるぐらいですが、遅い方はもっともっと遅いです。
老眼は通常どんどん進行していくものですが、この進行のスピードも人それぞれです。
老眼以外にも、緑内障や白内障などの目のトラブルは「目の老化現象」と表現しても問題ないものでしょう。

わたなべ眼科には、多くの緑内障や白内障の患者様がご来院されています。
老眼のご相談もたくさんいただいています。
目の老化現象、感じ始めたらがまんなさらずに早めにご受診ください。

投稿者: わたなべ眼科

2017.07.07更新

皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
先日のコラムで、目の老化についてお話をさせていただきました。
「目の老化の代表格が老眼です」というお話もいたしました。

さてこの老眼ですが、今日のコラムのタイトル
「近眼の場合、老眼にはならないのか?」
というような疑問をお持ちであったり、このような話を聞いたことがある方は多いかと思います。

最初に結論からお話をしますと、どのような状況にあったとしても老眼にならない人はいません。
つまり、どんなに健康管理に気を配っていようがタイトルどおり近眼であろうが誰でも老眼にはなります。
老眼は水晶体の老化なのですが、これは誰にも起こるものだからです。
老眼になる年齢や老眼を感じる時期こそ差がありますが、老眼は避けられない目の老化現象なのです。

ではなぜ、「近眼の人は老眼にならない」と表現する人がいるのでしょうか?
これは、近眼の場合もともと近くのものにピントが合っている状況です。
そのため、老眼であるという自覚を感じづらいということなのです。
つまり老眼ははじまっていても、それに本人が気が付かれるかどうかという問題なのです。

投稿者: わたなべ眼科