皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
今日のコラムでは、ロービジョンケアについてお話をさせていただきたいと思います。
ロービジョンケアという言葉自体、おそらく皆様はご存知ないのではないかと思います。
わたなべ眼科へご来院される患者様は、なにかしらの目の異常をお持ちであったり、コンタクトレンズの処方をお望みであったりするわけですが、その中でも比較的多くの方が視覚の障害を感じ、それにお困りになってご来院なさっているという状況です。
この視覚、つまり視力、明暗、視野、固視、色覚、眼球運動などにおける機能障害が起こると、当然ですが日常生活に支障をきたすわけです。
視覚は人間が生きていく上で大切とされている五感、(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の一つであるわけですから、当然のことです。
この視覚をできる限り正常値に持っていくために、眼科医は治療や視力などの矯正を行うわけですが、このような医療的な部分を含め、それ以外にも教育や職業、社会・福祉の側面、そして心理面と幅広い方向性における支援そしてリハビリテーションを行っていくことをロービジョンケアといいます。