皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
先日からお話をしております、VDT症候群(IT眼症)。
今日はその治療法について、お話をしてまいりましょう。
まずVDT症候群は身体のいたるところ、そして精神的な面までにも症状が及びますが、その大きな入口となっているのは目です。
眼精疲労を抑制し、目の潤いを豊かにすることを眼科治療ではおこなっていきます。
点眼薬や、緊張をほぐす効果が見込める内服薬を処方いたします。
また、液晶モニターが発するブルーライトから目を保護することが重要ですので、患者様には、日常的にブルーライトをシャットアウトできる効果のあるメガネの使用を促します。
また治療ではありませんが、VDT症候群は日常的な患者様自身の予防と対策が重要になってきます。
パソコン業務やゲームは、あまり根を詰めて長時間やりこまないようにしましょう。
そして、時間を決めて目を休め、軽い運動を行います。
室内はまぶしく感じない程度に明るくし、パソコン画面との距離を40センチ以上開けるようにデスクや椅子、パソコン配置を考えます。
そしてパソコンを見る目線は、少し下向きがベストです。
加湿器などで乾燥を予防し、目に潤いを与えます。