こんにちは。
廿日市市で開業している「わたなべ眼科」の院長、渡辺渉です。
緑内障は白内障と名前も似ていますし、どちらも目の病気としては名前が知られています。どちらも怖い病気というイメージがあると思いますが、より恐ろしいのは緑内障の方でしょう。
40歳以上の日本人、17人に1人がかかると言われるほど、誰に降りかかってもおかしくない病気で、最悪のケースでは失明もありえます。
緑内障は眼圧が上昇して、視野が欠けたりせまくなったりしますが、初期段階では自覚症状が少ないので気付きにくいという怖さもあります。
また、病院に通って眼圧を下げる点眼薬で進行を遅らせたり、手術を検討したりと、長期的に計画を立てながらの治療を受けたとしても、完治することはない病気なのです。
以前にもお話した内容ではあるのですが、なにしろ17人に1人の割合で発症し、失明まで起き得る病気ですので、改めて説明させてもらいました。
40歳を過ぎた人はもちろん、30代以降の方はできるだけ眼科の定期健診を受けるようにしてください。
2015.12.28更新
定期健診で緑内障対策
投稿者:
2015.12.25更新
白内障は日帰り手術!
こんにちは。
廿日市市で開業している「わたなべ眼科」の院長、渡辺渉です。
明るいところがまぶし過ぎてかえって見にくい、光が散乱して放射状に見える、メガネの度数が急激に変わった。こんな症状が気になっている方はいないでしょうか?
もしいたら、白内障のサインかもしれませんので、すぐに眼科を受診してください。
白内障を完全に治すには手術をするしかありません。急激に悪化することの少ない病気ですので、点眼薬で進行を遅らせる治療もありますが、可能であれば手術を受けた方が安心です。
当院でも日帰り手術を行っています。15分から30分程度で終わる手術です。
ただ、中には手術が怖いという患者さんもいます。そのお気持ちはよく分かります。
ですので、嫌がっている人に手術を無理強いはしません。とはいえ、手術を受けてもらいたいのも本心ですので、なるべく不安を取り除けるように丁寧にご説明をいたします。
一度手術をすれば、白内障が再発することはありませんし、ほかの病気の予防という観点からも有効です。もし白内障と診断されたら、手術を受けて治してしまいましょう。
いずれにしても、早期発見が重要な病気ですから、冒頭に書いたような症状に心当たりのある方は、一度眼科を受診してみてはいかがでしょうか。
投稿者:
2015.12.18更新
それ、本当に近視ですか?
こんにちは。
廿日市市で開業している「わたなべ眼科」の院長、渡辺渉です。
今日はメガネのお話をしようと思います。以前にもこのブログでお話したかと思うのですが、メガネ屋さんではなく、眼科医でメガネを作るようにしてください、というお話です。
近視にしろ、遠視にしろ、老眼にしろ、矯正の方法としてメガネを使う人は多くいます。おそらく、それらメガネはメガネ屋さんで作ったという人が最も多いでしょう。
もちろん、メガネ屋さんでもメガネは作ることができます。ただ、彼らは眼科医ではないので、視力を矯正することはできても、視力が悪くなった原因を探り当てることまではできません。
ただの近視や老眼だったら問題ないのですが、万が一なにか大きな病気が原因で視力に問題が出ていたとしたら……。
そのときはメガネができて快適な暮らしに戻れるでしょうが、気付いたときには取り返しのつかない状態にまで病気が進行している、なんてことが絶対にないとは言い切れないのです。
眼科にメガネのフレームは置いていませんから、それは今まで通りメガネ屋さんで買ってください。カッコイイものもカワイイものも、より取り見取りのはずです。
ただ、レンズは眼科医の診察を受けてから作ってほしいと思います。
投稿者:
2015.12.14更新
土曜日も開院!
こんにちは。
廿日市市で開業している「わたなべ眼科」の院長、渡辺渉です。
みなさんの中に、目についてちょっと気になることがあるけれど仕事が忙しくて眼科へ行けない、という方はいないでしょうか?
仕事や生活に支障をきたすほどの異常なら、お仕事を休んででも病院へ行けるでしょうが、ちょっと気になることがある程度だと、なかなか休めないという人もいるでしょう。
当院は午前中は9時半から12時半、午後は15時から18時まで診療をしています。「会社が終わるころには閉まってるじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、当院は土曜日も平日と同じ診療時間で開院しています。
ウィークデーはなかなか病院に行く時間がないという方も、土曜日ならお時間が取りやすいのではないでしょうか。
少しでも気になることがあるのなら、病院へは行っておくべきです。万が一、失明なんてことになれば一生に関わることですからね。
平日の来院が難しい患者さんは、土曜日を検討してみてください。
ちなみに、当院は火曜日と日曜日、祝日が休診日です。
また、火曜日の午後と金曜日の午後は手術の日ですので、一般の外来診察は行っておりません。診療時間はホームページにも載せていますので参考にしてください。
投稿者:
2015.12.10更新
コンタクトとドライアイ
こんにちは。
廿日市市で開業している「わたなべ眼科」の院長、渡辺渉です。
前回はコンタクトレンズのお話を改めてしましたが、コンタクトレンズの利用者に気を付けてほしいのがドライアイです。こちらも以前にお話しましたが、コンタクトの話題が出ましたのでもう一度ご紹介しておきましょう。
ドライアイは目の表面の涙液のバランスが崩れてしまう症状です。名前とは逆で、涙が過剰に出てしまうこともあるというわけです。
長時間にわたってパソコンでの作業を続けると発症しやすいとも言われ、ある意味では現代病という側面があると言えるでしょう。
このドライアイにかかると、目の表面や角膜が傷付きやすくなってしまいます。そうなれば、細菌などに感染しやすくもなってしまうのです。
ですから、目に直接レンズを装着するコンタクトレンズ利用者は、そのリスクがより上がってしまうわけですね。
ドライアイを疑うような症状があるようでしたら、ひとまずコンタクトを使うのは控えて、眼科を受診するようにしてください。
もちろん、コンタクトを使わない人でも、ドライアイの可能性を感じたら眼科に行きましょう。放っておくと、目にかかる負担も大きくなってしまいますので、なるべく早目の受診をおすすめします。
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