皆様こんにちは!広島県廿日市のわたなべ眼科です。
本日は、結膜下出血についてお話をさせていただきたいと思います。
結膜下出血は、結膜下にある細く小さい血管が破れてしまうことで起こる出血です。その出血によって、白目で本来白い部分が真っ赤になります。
見た目的には、かなり痛々しい状況なのですが、実はこの結膜下出血、痛みは感じません。
ちょっと目がゴロゴロするぐらいです。
ですので、本人はさほど症状的につらくはないはずです。
この結膜下出血になる原因はいろいろあるのですが、そのすべてが日常的なことなので、患者様自身は「何もしていないのに・・・」とおっしゃることが多いです。
たとえば、咳やくしゃみなどのしすぎで結膜下出血になってしまうこともあります。
女性では当たり前の生理などが関係してくることもあります。
お酒の飲みすぎで、結膜下出血になってしまう方もいます。
また、疲労や寝不足が原因となることも多いです。
この出血ですが、自然完治が可能です。
おおよそ1~2週間ぐらいで収まってきます。
ただ症状がひどいと2~3カ月かかってしまうケースもあります。
そのため、通常は通院していただく必要はありませんが、中には別の病気であることもあります。
ご心配であれば一度、受診されることをおすすめします。